カラーマネジメントとは

7.カラーマネジメントQ&A

このページはまだ完成していません。時間ができたら少しずつ書ければと思っています。

このページはかなりラフに書きます。

結局のところ、難しい話は分からん!当事者の疑問だけ解決できれば良い!って言う話も多いですよね。(汗

解決するのかしないのか、現在までにWEBを含めて一番多く聞かれた質問や疑問をいくつか簡単に書きます。回答になっているかは微妙ですが、詳しい解説はできるだけ省きます。

内容はついては加筆修正および更新するようにはします。また、このQ&Aも気になることがあれば少しずつ増やせればと思っています。

あと、「解決するにはどうすればいいのか」とかはとくに書きません。

目次

・モニターとデバイスの見え方が違う

・モニターやiPadの色(画像)とプリントや印刷物が色や見た目が違う。

・画像処理ソフトで色が違う

Photoshopで画像開いたら色が変わる


🔴モニターとデバイスの見え方が違う。

モニター(とくに印刷用にキャリブレーションしたモニター)と、iPadなどのデバイスで、同じ画像を表示しても見え方は違います。

そもそもモニターもデバイスもメーカーはもとより色域や最大輝度、密度、コントラスト比など商品を構成している部材や仕組みで見え方は大きく変わります。さらに4Kなのか、HDRタイプなのかによっても、とくに高コントラストを売りにしているものなど、商品のスペックが似たようなものでも実際にはかなり変わります。

*デフォルトでかなり違いがあるのは量販店のテレビや、モニター売り場で並んでいる商品を見ても違いが分かるはずです。

さらに通常のモニターをキャリブレーションする場合は、従来のWEB基準や印刷基準に合わせて、明るさは「80〜100cd」に調整します。

一方、スマホなどのデバイスはユーザー側で好みの明るさに調整しますが、基本的には明るめの輝度になっています。何よりコントラスト比も大きく、さらに昨今のHDRタイプと見比べるとあきらかに違いはあります。

結論:スマホやデバイスなどはキャリブレーション出来ませんし、これらのほとんどは仕組みや物理的な要因も大きいので、見た目を合わせることはほぼ出来ません。

*デバイスと同じくらいの高輝度、高コントラストなどのHDRモニターであれば、デバイスに近い白色点(7000K)に合わせてキャリブレーションすればかなり近い見え方になるものもあります。


🔴モニターやiPadの色(画像)とプリントや印刷物が色や見た目が違う。

明るく、コントラストもバキバキで、彩度も眩しいほどに鮮やかで綺麗な画像まぁそれほどではないにしても...)。このデバイスで綺麗に見える画像が印刷するとデバイスと同じような鮮やかさにならない。と言う疑問。

昔からすごく多い疑問ですが、そもそも色の再現条件から全く違う。かたや発光体で、もう片方は「紙とインキ」などです。説明するのによく言われるのが「透過物と反射物」。一言で言えば単純明快なようですが、「カラーマネジメントすれば合う」などの言葉も耳にするので余計に悩みますよね。

何かをすれば「合うのか?」と期待を込めて勘違いするようですが、そもそも物質的な限界があります。基本的に無理なものは無理です。

上の画像はAdobeRGB以上の広色域のモニターにProPhotoRGBカラースペースでなんとなく読める文字のRGBデータです。赤は「色が」、青は「出る」、緑は「出な」、黄は「い?」の文字が見えています。もちろんモニターの色再現域はProPhotoより小さいです。なので、モニターで識別出来る範囲で作成・表示してます。

DisplayP3のモニターなどすでに文字が一部しか見えないモニターで見ている人もいるかも知れません。sRGBモニターでも「sRGBの黄」は見えるでしょう。CMYKの緑も見えるかな。

結論:「広色域のプロファイルや高輝度のディスプレイ(デバイス)」と「彩度やコントラストなど色再現に限界のある出力物」は同じ色には絶対になりません。


🔴画像処理ソフトで色が違う。

🔴Photoshopで画像開いたら色が変わる